2015.12.21PR

彼に言えない……。「やっぱりセックスが怖い」という気持ちの解決法


セックスが怖いと思っている女性は少なくありません。体に異物が入ってくるのですから、それもそのはず、とも言えますよね。

ただ、それを彼にも言わずにいると、誤解されるかもしれません。
「つきあって7ヶ月になる彼がいます。セックスするようになって4ヶ月くらい。どうしても受け入れられないというほどではないけど、毎回少し痛みがあるし、怖くもある。

彼が『今日はゆっくりしていこう』と言うと、ちょっと緊張感があります。でもなんだか彼に言えなくて……」(22歳/保育士)

彼に言えない、というところが問題かもしれません。こういう場合、どうしたらいいのでしょう。
男性側からの意見を聞いてみました。

「今の彼女がまさにそうでした。最初の彼に無理やりされたことがトラウマになっていたようで、僕との最初のセックスのときも震えてたんですよね。無理にしなくてもいいと言ったんだけど、『あなたのことは大好きだからしたい、でも怖い』と。
だから最初は抱きしめて寝るだけ。それに慣れたら、今度は愛撫だけ。そうやって少しずつ慣れてもらいました。
3年たった今では、彼女のほうから『したいー』と言うまでに。正直に言ってくれれば、男は絶対、彼女を傷つけないようにがんばるはずです」(25歳・男性)

確かに、言わなければきっとわかってもらえませんよね。
単に慣れないから怖いのか、何か怖くなるできごとがあったのかはわかりませんが、前者であるなら、性器を愛撫されること、中に入れることに慣れたほうがいいかもしれません。
まずはマスターベーションをしてみませんか?

指でするのもいいし、ローターなどを使ってみるのもいいし。自分の性器をどうやって、どのくらいの力で愛撫したら、自分は感じるのか。それを知ることも大事です。
彼任せではなく、自ら「気持ちいいってどういうことか」を知ってみましょう。
いちばんいいのは、彼にちゃんと話してみることです。痛みと怖さがなくならない、と。
「どうしたらいいか、一緒に考えてほしい、あなたのことは大好きだから今まで言えなかった」真剣にそう言ったら、その言葉を無視する男性は、いないのではないでしょうか。

どうして怖いのかと聞かれたら、体の中に異物が入ってくるんだよ、お尻になにか大きなものが入ってくることを想像してみて、と伝えてみましょう。

膣と肛門は違いますが、体に異物が入ってくることを想像できない男性は多いので、そのように言うしかありません。
「あなたのことが怖いのではない、モノが入ってくることが怖いんだ」彼がわかってくれるまで、丁寧に説明したほうがよさそうです。
これはもう、しばらくセックスしないという方向で考えるしかありません。彼に思いやりがないなら、一緒に歩いていくことはむずかしいのではないでしょうか。

よほどの理由がない限り、セックスは「慣れ」です。慣れてくれば怖さもなくなるし、彼の思いやりが恐怖感を薄くします。
それをわかってくれないような男性なら、つきあわなくてもいいという態度でいましょう。
男性は挿入する側ですから、体に異物が侵入してくる女性の気持ちはわかってもらえないかもしれません。

でも、想像することはできるはず。思いやりのある男性なら、彼女の恐怖感を思いやって、一緒にどうしたらいいか考えてくれます。
それをまったくしないようであれば、別れも視野に入れて闘ってみてください。(亀山早苗/ライター)

(ハウコレ編集部)

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