2019.12.28 更新

好きでも嫌いでもない「普通」から始める恋愛のメリット・4つ

好き、嫌い、好き、嫌い……と順番に唱えながら花びらを一枚ずつ千切っていく占い、子どもの頃にやったことあるかな。これだと絶対に好きか嫌いかのどっちかになるよね。だけど大人の女子に成長した今となっては、恋愛には好きでも嫌いでもない「普通」っていうのがあるってなんとなく知ってるかもね。

もし知らないっていう人がいたら、今のうちに知っておこう。好きでも嫌いでもない男子と恋愛するって一体どういうことなのか、「普通」から始める恋愛について教えちゃうよ。
誰だって、好きな人とじゃないと付き合いたくなんてないよね。でも「出会ったころがマックス好きだった……」「時間がたつほどなんか違うなって……」なんていう子も少なくないんだ。「好き」から恋愛を始めちゃうと、こんな風にすぐに冷めちゃうことがあるよ。

いいところも良くないところも知ったうえで、それでもずっと一緒にいたいと思うのが本当に一途な恋愛。いつまでも愛し愛される恋人同士になる秘訣だよ。

いいところしか見えていないときはまだ相手を本当に知っているとは言えない。好きからのスタートはかえって恋愛を難しくしてしまうんだね。
恋愛対象として「アリ」か「ナシ」かを、会ったその日のうち、場合によっては会った瞬間に決めちゃったりしていないかな。嫌いな人とかかわってるだけ時間のムダ、と思うかもしれないけど、実はこれが本当の恋愛を難しくしているんだよ。

といっても嫌いな人と付き合えっていう意味じゃない。最初にいきなり結論を出しちゃうと、男子を見る目が養われないままになっちゃうってことだね。

たとえば相手は初対面で緊張して口数が少なかったりそっけなかっただけってこともあるし、何度も会ってるうちに最初の印象とは打って変わって素敵な人だとわかったりするんだよ。
「好き」と「嫌い」の間には「普通」っていう感情がある。大人になればなるほど、「好き」と「嫌い」の割合が少なくなって、大抵は「普通」になっていくんだ。

でも、「普通」から始まる関わりが、ずっと「普通」のままっていうわけじゃないよ。関わったからこそ色んなことがわかってきて、相手のことが気になるようになってきて、少しずつ好きになっていくからね。

逆に段々と嫌いになっていく場合もあっていい。「普通」だと、好き過ぎないから冷静に客観的に相手を知っていけるし、自分をよく見せようと過剰な意識をしないから、ありのままのあなたを知ってもらうことができるよ。
少しずつ好きになるなんて時間がかかりそうに見えるけど、急がば回れでこの方法こそが最速でいい恋愛ができるんだよ。なぜなら、素敵な恋愛をするためには、あなたと彼との間の信頼関係を築くことが大切だから。

そして、その信頼関係っていうのは一夜漬けでは作れない。よく知らない相手を心から信じることなんてできないのが当たり前だよ。「人を疑うのは悪い事だ」と思うかもしれないけど、むしろ、あまりよく知らないうちから闇雲に人を信じちゃうほうがリスクが高い。

関わって、信じられるようになって、また関わって……を繰り返していくことで二人の絆が固くなっていくんだね。
相手を好きすぎて、自分が好かれることばかりを考えると、ありのままの自分でいられないよね。自分のいいところしか見せていないとしたら、ありのままの自分で愛されているっていう自信なんか持てないのも当然。最高の恋人は対等・平等でお互いが大事に思う二人だけど、いきなり恋人同士にならなくってもいいんだよ。

まずは知り合い、友だち、仲間……で十分。急いで仲良くなろうとしない。選ばれようとしない。普通の関わりを避けずにいよう。繰り返し関わっているうちにだんだん距離が縮まってくるからね。(羽林由鶴/ライター)

(ハウコレ編集部)

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