2020.01.29PR

男子が「あれ、彼女なんかかわいくなった?」と感じる瞬間

どうもあかりです。
私たちは、男子と出会って、デートをして、最終的に「好きです付き合ってください」と告白をされるまでの時点ですでに「かわいいな、この子」って彼に思われています。
では、付き合った後、つまり「彼女」になった後にはもう、新しい「かわいい」を発見してもらうことはできないのでしょうか。

いえ、そんなことはありません。
基本的に交際前の「かわいい」は、大部分が「顔がかわいい」です。
ですが、交際後の「かわいい」は、大部分が「性格や態度がかわいい」で作っていける。
このことを踏まえて、今日は彼から「あれ、彼女なんかかわいくなった?」と感じてもらう瞬間の作り方を学んでいきましょう。

「付き合った当初は全然だったけど、最近ことあるごとに「好き」って言ってくれるようになって、それがかわいくて仕方がない(笑)」(会計/26歳)

すごく当たり前のことを言いますが、お付き合いをする前には男子は相手の子から「好き」とたくさん言ってもらうことはなかなかできません。
そりゃそうです。だって付き合ってもいない男子に対して「好きだよ」なんて言える女子はほとんどいませんから。

だけど交際後は、言い放題です。
彼氏なんだから、「好き」と伝えることは自由。
あとは自分が「好き」と言うかどうか、選択の問題です。

ようするに、「「好き」って言ってくれること」は、友達ではない彼女だからこそ作り出せる「かわいい」なのです。
これをやらない手はありません。

もちろんそこで「あなたのこと、好きだよ」とストレートに伝えられる人はこれをそのまま実践すればOK。
ただ、ひょっとしたら「そういうの、苦手です」な人だからこそ、現時点でそれができていないのかもしれません。

そういう人のために、次の3つのアドバイスを授けます。

●「彼自身」より「彼の行動」を「好き」と言ってあげる
「あなたを好き」よりも、彼の行動に対して「そういうとこ、好き」と言ってあげる方がはるかに心理的ハードルが低いですが、効果は同じ。これでもちゃんと「あなたが好き」というメッセージが伝わります。

●「直接言わなきゃ」なんて全然思わなくていい
つまり、「LINEでいいべさ」というお話です。「直接言った方が気持ち伝わるでしょ?」という正論も認めますが、LINEだって、ちゃんと気持ちが伝わります。当たり前です。しかもLINEだと、「後で見返すことができる」というメリットがありますから、「LINEの方が嬉しい」という男子だってたくさんいるのです。

●最悪「好き」って言葉をつかわなくてもいい
「好き」という言葉自体のハードルが高いのなら、別の言葉を使ってもいいでしょう。
「そういうのすごくいいな〜」「今日、なんかかっこいい」みたいな伝え方だって、言いたいこと(「好き」)はもちろんちゃんと伝わりますから。

結局、伝え方なんてなんでもいいから、とにかく「好き」って伝えてあげようということです。

「嫌なことを「かわいい」感じで伝えられるようになった彼女に、嬉しい成長を感じます」(大学院生/24歳)

付き合っていると、相手に対してポジティブな感情だけでなくネガティブな感情も抱くことが必ずあります。
「なにそれイラっとする」「やめてほしいな〜」みたいに。

そしてこういうネガティブな感情を恋人に伝えるタイミングというのは、私たち女子が一番「ブサイク」になりがちな瞬間です

こういう怒りや悲しみや不満といったネガティブな感情に心が支配されているときには、言い方にもトゲが出るし、表情や声色も、ギスギスした感じになってしまいますからね。
だからこういうシチュエーションで「かわいい」をキープすることができる彼女って、ものすごく強いです。

「え、元カノだったらここでガチギレしてただろうに、この子は、こんな瞬間でもこんなにかわいくいられるんだ……」と素直にリスペクトをしてくれます。

では、説明はこのあたりにして、早速具体例を見ていきましょう。

●「表情」をとにかく気をつける
上でも書いたとおり、怒り・悲しみ・不満を伝えるときの女子は(というか人間は)とにかく顔がヤバくなりがちです。「かわいい」とはほど遠い。
なのでこのことを意識して、なるべく笑顔で、明るい表情で伝えるようにしましょう。
笑顔をポジティブにすると、声色も口調も邪悪な感じになりやすくなりますよ。

●「触れながら」言うのがおすすめ
ネガティブな気持ちは、「触れながら」伝えましょう。
彼とけんかや言い合いをしている瞬間を思い出してほしいのですが、たいてい二人の物理的な距離が離れていると思います。部屋の端っこ同士とか。
でもそれだと心の距離まで離れてしまって、よくありません。
相手を傷つけたり、嫌な気持ちにさせたりするかもしれないことを伝えるときほど、近づいて、できれば肩など体に触れながら伝えてあげてください。

●「嫌だからしないで」より「してくれたら嬉しいな」
「否定」より「肯定」を使うのも地味だけど大切です。
「〜されるの私、本当に嫌いだからやめてくれる?」というよりも
「〜してくれたら嬉しいな」という伝え方をしてあげるだけで、言われた方がイラっとしないで、素直に「じゃあ、そうしてあげようかな」と思ってくれる確率が上がるはずです。

「彼女が浮気しないかなとか、不安になることが減ると、なんかもっと好きになる気がする」(公務員/27歳)

たしかに、「嫉妬」は「好き」の気持ちをより強くさせる効果があると言われます。
だから恋人にやきもちを焼かせて、実際にそれで恋人が以前よりかまってくれるようになったり、たくさんデートをしたがってくれたりするようになって、「よし、成功♡」と考える人がいる。

でもそれは、まやかしです。言うならば「嫉妬」はドーピングなのです。
本当はそんなレベルにはないのに、ドーピングをして一時的に愛情を膨らませて、それで自分が前よりも愛されるようになったと錯覚をしているだけ。

もちろんごくごくたまに「嫉妬」を使って、彼の気持ちを盛り上げるみたいなことをするのを完全悪だとは言いませんが、これを繰り返すと後戻りができなくなります。
なにしろ自分は、相手にやきもちを焼かせて、相手を不安にさせることでしか「自分は愛されてる」と実感できなくなるのですから。
そして相手も、不安な気持ちを通じてしか、「好きだ」と感じることができなくなってしまう。

これのどこが健全でしょうか。

嫉妬をさせられて、不安な気持ちで恋人と付き合っている人というのは、たしかに恋人のことを「浮気しないでな」とかまってあげたりはしていますが、その裏では「とはいえ本気で浮気をされたらかなわんからな。自分もセーフティネット張っておこ」という気持ちから、無意識に他の女子を「彼女候補」として見るようになっているはずです。当然です。本当なら、誰だって不安な気持ちの中で恋愛なんてしたくない。安心して恋をしたい。だから、「好きだけど、俺のことを不安にさせる恋人じゃ嫌だ。安心して、恋できる人いないかな」という方向へ気持ちがシフトしていく。

ドーピングに頼らず、本当の意味で愛情を深めてもらうためには、ドーピングの真逆をいくこと。

誠実な面を見せ、彼を安心させてあげることです。
一見遠回りに見えますが、結局これが一番の近道。
上でも書きました。誰もが本当に憧れる恋は、安心して、穏やかな気持ちで楽しめる恋です。
自分には、大好きな人がいる。そしてその人も、自分のことを絶対に大好きだ」と確信しながら、日々の仕事や友達付き合いに安心した気持ちで取り組むことができる。
そういう恋こそが本当に幸せな恋、ですよね?
別に「知人男性全員を切れ」というつもりなんてありません。
だけど、もしもすでに「嫉妬」を利用しているのなら、すぐにでもやめた方が長期的に見て二人のためだと思う。また「嫉妬」を意識的に利用していなくても、彼の前で男子とLINEをすることや、男子と会ったことをわざわざナイーブに彼に伝えるようなことは、なるべく少なくしていった方がいい。

そうやって「誠実」になっていくだけで、彼は安心して、どっしりと腰をすえて、あなたとの恋に深くコミットしていくことができるようになります。もっと、あなたを「かわいい」「好きだ!」と思ってくれるようになります。

「たくさん笑うようになってくれると、もっとかわいくなる。これは間違いない」(フリーター/26歳)

私たち女子が一番かわいい瞬間は、「笑顔」のときで間違いありません。
そして「笑顔」というのは、一見「顔のかわいさ」だと誤解されがちですが、実は「感情のかわいさ」です。

別に男子は「目が細くなって口角が上がった顔」が好きなわけじゃありません。もしそうだとしたら、世界中でそういう顔が美しいとされているはずですが、そんなことはありません。
女子が「自分の前で笑顔になってくれた」という事実が嬉しいのです。
その子が自分と居て、笑顔がこぼれるような感情になってくれたこと。それが嬉しくて、結果的にそれを「かわいい」と感じているだけ。
笑顔はかわいい。そしてこのかわいさは作れる。「顔」じゃなくて「感情」のかわいさだから。

長ったらしい説明で恐縮ですが、ようするに、彼の前ではたくさん笑ってあげればあげるほどあなたはかわいくなるから、そうしてあげてね、ということです。
別に彼がお笑い芸人じゃなくても、こっちがその気になればたくさん笑うことはできます。
「面白い瞬間が来たら笑おう」というスタンスじゃなくて、楽しいとか、嬉しいとか、そういうポジティブな感情が心の中で生まれたら、その感情を笑顔で彼に伝えてあげようと意識しておきましょう。

笑顔は自然に生まれるものじゃなくて、ハッピーな気持ちを彼に伝えるために意識的に作るものなのです。
この意識づけだけで、かなり笑顔が増えるはず。そして彼から、「なんか今日の彼女、いつもよりかわいいかも……」と思ってもらえるはずです。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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