2014.03.02

「痩せにくい体質」で落ち込むな! 体質別ダイエットアドバイス


「運動していたから筋肉質で」「硬太りだから」「水太りで」「冷え性で」「年を取ったら痩せにくくてなどなど、それってホント?な痩せにくい体質の話。
体質だから変われない、と思い込んでいる方、そんなことはありません。身体は生活の中で作られています。今より身体がイキイキする、生活習慣のポイントを味方につけて、春までに少し元気になりませんか? 気になる体質別に、元気になるアドバイスをご紹介いたします。
「運動をやめたら筋肉が脂肪に変わってしまった」とお悩みの方。
スポーツに青春を捧げた人は、どちらかといえば大食い傾向です。運動量が減ったのにも関わらず、食事量が以前と変わらないのかも。運動をやめて痩せた人は、食事量も連動して減ったのでしょう。
筋肉は、使われないと退化します。一見、筋肉質のままに見えても、「筋肉が減って、脂肪が増えた」というのが本当のところ。筋肉が多くて硬く感じるなら、力みやすいかケアが足りないことが考えられます。筋肉をリラックスさせるストレッチを取り入れて、しなやかボディを目指しましょう。
「脂肪が硬い」「マッサージされると痛い」「なんだか全体的にセルライト?」そんな悩みを持つ方。
硬太りの方は、快活に動ける人に多いです。元気いっぱい食べて、飲み物は水ではなくジュースやアルコールの摂取が多めではありませんか? 食べることは生きる上で大切です。ただ、消費する量よりも摂り過ぎているのかもしれません。また、活動的な方はゆったりする時間が少なく、身体に溜まっている疲労をそのままにしていることも考えられます。
ストレッチやリラクゼーションマッサージ、運動であれば有酸素運動で脂肪を燃やしつつ、ゆったり気長に身体を使うことをおススメします。
子供のころの運動習慣が少ない人が思い当たる水太り。食が細い人も多いですが、ちょこちょこ間食することが多く、結果カロリー摂取が増えていませんか? 間食が増えると、必然的に栄養素も偏りがち。食事でバランスを摂って、無理のない運動を心がけましょう。運動に苦手意識を持つ方が多いですが、実際動いて頂くとセンスが良いことが多いです。ほどほどな筋トレでむくみを取りつつ、線の細さを生かしたしなやかボディを目指しましょう。
冷え性を訴える人のお話しを聞いていると、興奮しやすく、辛いことや嫌だったことを引きずる傾向があります。また自分の身体のケアを後回しにしてしまいがちな面も。食生活は、菓子パンやおにぎりなど、糖質に偏っているケースが多いです。
元気がなくなってきたときは、食事を見直して元気を養うきっかけにしてみてはいかがでしょう。
ストレスで苦しいときは、本を読んでみたり、違う意見を持つ人と話してみたりして、視野を広げるのもひとつの手です。
10~20代で、「年で痩せなくなった」という場合、小中学生時代の体質と比較しているならナンセンス。振り返るべきは、ここ最近の生活です。
実際は、「運動量が少ないのにたくさん食べてしまい、ケアもしていない」ということではないでしょうか。また、それを考えすぎて疲れている場合もあります。考え込んでいることに気づいたら、今やりたいことに気軽にチャレンジするように心がけましょう。
いかがでしたか?「わたしはこういう人だから」というフレーズで、そのレッテルを自分に貼ってしまいがち。今の体質から脱出することを目標にして、日々の行動を少しずつ選び直しましょう。

(村上カナコ/ハウコレ)
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