2019.04.10PR

【男子にとってLINEとは?】男子の気持ちがわからない時はLINEで雑談しよう!

LINEって「脈ありか脈なしかを知るツール」でもなければ、「告白をするためのツール」でもないんですよね。

ではどんなツールかといえば、好きな人と雑談するツールです。
「いま時間ある?ちょっとLINEできる?」から始めて、雑談する。そのツールがLINE。

LINEで気になる男子を攻略して付き合いたいと思っている人は、まず、男子にとってLINEとは何か?を知るところから始めてみてはいかが?
男子にとってLINEとは、事務連絡のためのツールです。

よく言われるように、男子は女子に比べて、感情表現が下手だし、感情を表現するための言葉をたくさん持っていないんですね。
そういう男子に「LINEで漠然とした愛のメッセージのやり取りをしてからの、LINEで告白」を期待しても、無理です。

それは、ネコに小判を渡すようなものです。そんなことをしてもネコは小判をかじるのみでしょう?

対して女子は、LINEを恋愛におおいに活用したいと思っていますよね。

だから、男女のちょうどいいところ(折衷案)をとってあげるのです。事務連絡のツールと、愛の告白のツールの真ん中らへんは「雑談ツール」、となります。
雑談なら彼にもできなくはないし、女子だって「まあいいかな」と思えるでしょう?
「彼氏がLINEの返信をくれない」とか「彼が既読無視する意図とは?」みたいな記事が、少し前にネットに大量に出てきたとき、ヤバいなと思いました。なぜなら、「隠す方向」にコトが進んでも、なにもいいことがないからです。

隠す、つまり、女子の多くは、LINEでの彼とのやり取りを通して、彼の本音を探りたいわけですよね。

直接「なんでそんなに返信が遅いのよ」と彼に言えばスッキリするどころか、彼の本音がわかるものを、それを言ってしまうと彼に嫌われるかもしれないと思っているわけですよね。

その恐れをいくら掘り下げて考えたところで(恐れをもとに彼の本音を推測したところで)、答えは「行き止まり」に決まってるんです。

「突破」しないと話が進まないにもかかわらず、突破する手前であれこれ不安がって悩んでも、なにも解決しないから。

突破すべき扉の手前で、男女がモジモジするだけ――これが、じつは、恋愛における最大の不幸です。
でも、LINEが出てきたらその不幸が「当たり前」みたいに言われ出して、その当たり前を突破するために「LINEのやり取りで彼の気持ちを推測するのが当たり前」みたいな風潮になってしまった。非常にマズイことです。誰もが幸せにならないから。
LINEに恋愛の大部分を背負わせすぎると、男女ともに前にも後ろにも行けなくなります。行き止まりです。

「勇気があれば告白できるのに」「勇気があれば彼を食事に誘えるのに」こんなことを思いながら、彼からなかなか来ないLINEの返信を待つのって、誰にとっても地獄でしょう?つらすぎるでしょう?

LINEは雑談ツールです。「おはよ!今日ひま?」とか、軽い気持ちで短いメッセージをポンポン送りあう雑談ツールです。
と書いても雑談できない人のために(?)、今では「雑談力」という本が出ているくらいだけど、ようするに「雑談のネタ」とは「具体的な何か」なんですよ。


「今週の土曜日ひま?」「なんで?」「飲み行こうよ」「いいよ」「どこがいい?」などと、未来の具体的な行動について、ふたりで話す(どこに飲みに行く?恵比寿はどう?恵比寿は元カノが住んでるからイヤだ、とか)というのが、LINEを恋愛に活かすことなのです。

LINEで脈ありかどうか判断して、LINEで愛の告白を!と思っている人は、LINEにもてあそばれているんですよ。

LINEに限らず、道具というものは自分が使いこなしてナンボであって、あなたが道具に飲まれてどうするんですか。
Let’s LINEで雑談をば!(ひとみしょう/作家)

(ハウコレ編集部)

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