2021.06.05 更新PR

私はどっち?依存と好きの違いを心理・行動から徹底解説します!

恋愛関係は、お互いの想いがバランスよく保たれることによって良好な関係が築いていけます。しかし、愛する人に対しての独占欲や、もっと愛されたいといった欲求などの執着心が強すぎる場合、相手にとってはその気持ちや言動が重く感じることもあります。

そして相手への執着があまりにも強すぎると、それが依存へと繋がってしまうケースもあるのです。もちろん、恋愛感情があるからこそ独占欲や執着心が生まれるのは当然ですが、過剰になりすぎると、それが好きだからなのか、依存しているからなのかもわからなくなってしまう人も少なくありません。

自分が少し重いタイプだという自覚はあるものの、それが依存なのか悩んでいる女性もいることでしょう。では、依存と愛の違いとはどういったことなのでしょうか?

そこで今回は、依存と好きの違いとはどういうことなのかについて、心理や行動などから診断し、その対処法もご紹介します。
まずは「依存」と「好き」の違いについて、それぞれの意味について理解することから始めてみましょう。この2つの意味を理解すれば、自分がどういう状態にあるのかを知るキッカケにもなるはずです。

そこで、好きと依存の違いを診断するうえで、それぞれの言葉の意味から解説します。

好き


日本語で「好き」とはさまざまな意味が含まれています。単純にいえば、英語でいうところの「Like」と「Love」です。大まかに恋愛は「Love」で表します。

この「Love」という意味での「好き」は、特定の人を愛し、相手を想い、大切な存在だと認識することです。そのため、自分にとって大きな存在となり、相手のことを尊重し、一緒にいたいという感情が芽生えます。その想いが通じ合い、一致すれば恋愛関係へと繋がっていくのです。

依存

依存とは、自分以外の対象に固執し中毒のような状態になることです。これが恋愛関係の場合、恋人や好きな人の存在がすべてとなり、頼りきってしまっている状態をいいます。気持ちが支配されているともいえます。つまり、中毒の対象が恋人や好きな人だということです。
愛し合っている者同士がお互いを想い合い寄り添っていく以上、恋愛関係では多少相手に頼ったり依存したりといったことはごく普通のことです。むしろ、まったく執着心や依存心がなければ相手が必要ないということにもなります。

しかし、自分にとって恋愛がすべてになってしまっては危険です。その場合、相手が好きという気持ちよりも、完全に依存してしまっている可能性が高くなります。

そこで、依存と好きの違いを下記のチェックリストで診断してみましょう。ここに当てはまっていたら注意が必要となります。


自分を犠牲にしてまで彼氏に尽くす


依存するくらい彼氏が好きな女性は、自分を犠牲にしてまで尽くしてしまうケースがあります。たしかに、尽くす女性というのは彼氏を支えるために愛情を注いでいるという印象もあります。それが過度になって、すべてが彼氏のためになってしまっている状態です。

お金を貢いだり、友人との約束など自分の予定や都合を後回しにして、彼氏の生活に合わせるといったことが挙げられます。

言いたいことが言えない

いくら好きとはいえ、人間同士が付き合っていく以上、不満や許せないこともあるはずです。しかし、恋愛に依存している人は彼氏に嫌われたくないため、言いたいことが言えないケースも多いでしょう。余計なことを言って嫌われてしまい、彼氏が自分から離れていくのを怖がっているからです。

毎日不安でいっぱい

もともと、恋愛依存になりやすい人というのは、ネガティブな人が多い傾向があります。そういう人は、毎日不安でいっぱいになってしまいます。

彼氏からの連絡がない時間が続いたり、返信が遅かったりすると「嫌われたのかな?」と思ってしまう人もいます。また、相手のことが気になりすぎて、LINEなどを送りすぎる場合もあるでしょう。

何事も彼氏頼り

恋愛依存の人は、彼氏中心の生活になってしまっているため、何事も自分で決められません。すべてが彼氏頼りです。

彼氏がどう思うか、彼氏がどうしたいのかということなどを優先し、自分の意思で行動できなくなってしまうのです。

一緒にいないとソワソワする

愛している人とは少しでも一緒にいたいと思うのは当然のことです。しかし、依存している人は、彼氏がすべてなので、いつも一緒にいないと落ち着きを失ってしまいます。

つまり、彼氏が自分と一緒にいる時間をどう過ごしているのか、誰と一緒にいるのか、といったことが気になり、不安になるのです。浮気しているんじゃないかなど、疑心暗鬼に陥っている場合もあるでしょう。

生活に支障が出ている

友人関係や仕事といったことよりも、恋愛を最優先にしてしまうため、生活の均衡が保てなくなっている場合もあるでしょう。

彼氏のためならば、友人との約束を破ったり、仕事も休んだりといったことも、いとわないライフスタイルを続けることで、生活に支障が出ているケースもあるはずです。

友人や同僚など、周囲から孤立してしまったり、金銭を失ってしまったり、または精神面や健康面が不安定になることも懸念されます。

対等な関係ではない

恋愛依存となり、彼氏がすべてで絶対的な存在となっている場合、主従関係のような構図が生まれ、決して対等な関係ではないといえるでしょう。

相手のためならば、無理なことでもなんでもしてしまい、自分のすべてを捧げている状態です。

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恋愛をしていれば、その相手のことが大きな存在となってしまうのは当たり前のことです。好きすぎていつも彼氏のことを考えてしまう女性もいるでしょう。しかし、それが依存ではないかという悩みとなっている人もいるのではないでしょうか。

しかし、相手を深く愛することが依存ではありません。むしろ、それが本当の恋愛であり、素晴らしいことでもあります。そこで、依存と愛の違いについて、恋愛している際の心理と行動についてご紹介します。

彼のことは大好き


恋愛への執着心ではなく、しっかりと彼のことも見えて、向き合っている状態。つまり、彼氏の魅力を感じて、それが好きだという想いになっているということです。依存と愛の違いで大きなポイントは、彼氏の存在そのものが好きかということになります。ただひとりになるのが怖いだとか、嫌われたくないから尽くすというのは愛とはいえません。その人が好きだから一緒にいたいと思うことが恋愛です。

自分も尽くされたい思う

良好な関係を築いていくには、お互いの気持ちに温度差がなく、バランスを保つことが重要です。自分ばかり相手に尽くすような関係では平等ではなくなり、バランスが保てなくなってしまいます。そのため、好きな人には自分も尽くされたいと思うのは当然です。

自分も尽くされることにより愛が感じられるため、幸福感も得られ、よい関係が築いていけるのです。

ふたりの幸せを考える

依存と好きの違いを診断するうえで、ふたりの幸せを考えることができるかというのも大きなポイントになります。恋愛はお互いに幸せになれる関係でなければ、付き合っている意味がありません。

そのため、一緒にいて、この人とならお互いに幸せになれると思える関係が本当の恋愛だといえます。

彼氏以外の人間関係も大切にする

人生において大事なことは恋愛だけではありません。充実した生活を送るためには、学校や職場など、彼氏以外の人間関係も大切にすることも必要です。

彼氏中心という生活ではなく、友人や同僚ともよい関係を築けているかも、依存と愛の違いといえるでしょう。

彼氏のことを考えない時間がある

依存と好きの違いには、彼氏のことを考えない時間があるというのもポイントです。依存している人は、彼氏のことばかり考えてほかのことが手につかない傾向があります。

それに比べ、ちゃんとした恋愛をしている人は、彼氏のこと以外にも打ち込める対象があり、自分の時間もしっかりとつくれています。お互いに信頼して尊重しているからこそ、安心して自分だけの時間が楽しめるのです。

言いたいことがあったら言える

相手のことを信頼しているからこそ、言いたいことがあったら言える関係が築けるのです。それが、彼氏とさらに絆を深めていくためにも大切なことでもあります。彼氏のことが好きで、もっとよい関係になりたいという思いから、相手への不満も生まれます。それを言い合うことでお互いの信頼も厚くなっていくのです。
実際に依存している女性は、どうにかして彼氏の気持ちを自分に繋ぎとめておくために、それ以外のことに目が向かなくなってしまいます。つまり、彼氏のことを心の底から信頼しておらず、いつも不安な状態にいるということです。

そういう意味では、依存している女性はもはや本当に彼氏のことが好きかもわからない状態だともいえるでしょう。とにかく彼氏が自分から離れるのが怖いのです。

そこで、依存と好きの違いについて、依存している際の心理と行動を具体的にご紹介します。

彼氏以外の人間関係がどうでも良くなる


彼氏がすべてなので、もはや彼氏以外の人間関係がどうでもよくなる心理に陥っています。普通の恋愛での悩みであれば、友人などに相談もできるものの、彼氏以外がどうでもよくなっているので、それさえもできない状態です。視野が極端に狭くなっているともいえるでしょう。

自分のやりたいことがない

彼氏への依存と好きの違いとして、自立心があるかというのもポイント。しかし、心が彼氏という存在に支配されてしまっている人は恋愛以外のことに気持ちが向きません。彼氏と一緒にいることが生活の目的であり、そのほかに自分のやりたいことがないというのが依存している人の特徴です。

感情の起伏が激しい

恋愛に依存しやすい人の傾向として、感情の起伏が激しいという点が挙げられます。いつも彼氏のことばかり考え、相手のためを思って尽くしているつもりなのに、想定外のリアクションがあると、自分が裏切られたかのような被害妄想にも近い感情を抱くケースもあります。

そういった、理屈ではなく自分の不安を増長させるような相手の行動に対して、ヒステリックな態度を示してしまう人も多いのです。

依存している自覚とこのままじゃダメという気持ちはある

彼氏に依存してしまっている人というのは、中毒になっているようなものです。そのため、やめようと思っていてもそこから抜け出すのが非常に難しいのです。なかには依存している自覚とこのままじゃダメという気持ちはある人もいます。

しかし、彼がいなくなることを考えると、どうしても恐怖に心が支配されてしまい克服できずにいるのです。

彼が幸せならそれでいい

自分を犠牲にしてまでも彼氏に尽くす女性というのは、彼が幸せならそれでいいと思ってしまいます。一見、依存するくらい彼のことが好きで、献身的で一途な女性にも思えます。

しかし、一途と依存の違いは、ふたりで幸せな恋愛関係を築くのではなく、すべてが彼氏のためだけとなってしまうところです。

自分を犠牲にするのが当たり前になっている

もはや、彼氏に尽くし一緒にいられることがなによりの精神安定剤となってしまっているため、自分を犠牲にするのが当たり前になっている人もいます。なんらかの疾患を抱えている人が発作を抑えるために、毎日薬を飲むのと同じような状態です。

そのため、依存している女性は彼氏が好きなのかもわからない状態でありながらも、安定のために自分を犠牲にしてしまうのです。
素敵な恋愛関係を築き、本当の幸せを掴むためには、相手のことをちゃんと好きになり、相手だけではなく自分も大切にすることが大事です。それが一途と依存の違いでもあります。

恋愛がすべてとなってしまい、依存によって彼を本当に好きかわからないのに、離れられない状態から抜け出し、ふたりで幸せな恋愛関係を築きましょう。

そこで、依存から抜け出して好きになる方法についてご紹介します。


自分の状況を客観的に考えてみる


何事も悩みがあるときには、まず自分の状況を客観的に考えることが大事です。それが、恋愛依存なのであれば、いつも彼氏のことを考えている状況をしっかりと理解し、その気持ちを自分に向けることが必要。

そして、自分のことを考えることから始め、それから自分自身の時間をつくるように心がけてみましょう。彼氏以外に目を向けるということです。

自分を評価し大切にする

恋愛に依存してしまうのは、自分に自信がないのも原因です。自分には彼以外なにもないと思ってしまい、彼を失ったらすべてを失ってしまうという心理になっているのです。

しかし、少し恋愛から目を背け、恋愛以外のことに目を向けてみましょう。そうすれば、自分にも意外といろいろなことができると気づけるはずです。仕事や趣味、友人関係などに視野を広げてみると、あらためて自分の存在価値を見い出せることでしょう。そして、自分を評価し大切にするように心がけることで、自然と自信が持てるようになれるはずです。

彼氏の悪い部分を考えてきちんと伝える

対等な関係を築くためにも、彼氏の悪い部分を考えてきちんと伝えるようにするのも、好きな人に依存しない方法です。たしかに、依存してしまっている人ははっきりと伝えるのは難しいかもしれません。そこでまずは、相手を非難するのではなく「自分はこう思う」という感じで、ソフトに提案をするように伝えてみましょう。

何もかも言いなりにならない

自分の意思をしっかりと表現することも重要です。嫌なことには従わず、なにもかも言いなりにならないようにしましょう。そうすることで、彼氏にもできないことがあると気づいてもらえるはずです。

出会った頃を思い出してデートを楽しむ

彼氏を依存するくらい好きになってしまい、いつのまにか、依存によって本当に好きかわからない状態になってしまっているのに尽くしすぎることに悩む女性。そういう人は、出会った頃を思い出してデートを楽しむのも効果的。新鮮な気持ちで、あらためて彼の魅力を見つめ直してみましょう。出会った頃の、純粋に彼を好きだった気持ちが蘇るはずです。

今回は依存と好きの違いについて、心理や行動とともに、対処法なども解説してきました。ご紹介したように、依存と好きの違いは意外に明確です。依存を克服し、彼氏と対等な関係を築いて、幸せな道を進みましょう。(探偵N/ライター)

(ハウコレ編集部)

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