2020.05.19 更新

原因はお互いの気分?「楽しいデート」と「楽しくないデート」の違い


どうもあかりです。
正直、何度もデートをしていると、相手が同じ人だとしても、「今日はすごく楽しかった!」っていう日もあれば、「ぶっちゃけ今日は、イマイチだったな……」っていう日もありますよね。

デートって水物ですから、そのときの二人の気分、天候、お店の感じ、なんとなくのムードなどといったいろんなものに左右される、「運」的な要素があるんですよね。

だけど、だからって全部が全部「ええい、出たとこ勝負だ!」っていうのはちょっと引っかかる。せっかくスケジュールを空けて、しかも大好きな人に会うわけですから、「運」要素を完全に排除できないとしても、できる限りのベストは尽くしたい。

というわけで、私が普段デートを楽しむために心がけていることをご紹介します。「なんかいまいちかも?」というデートをしたことのある人は、その時の自分や相手のことを思い返しながら読んでくださいね。
当たり前のようで案外忘れがちなのが、「気持ちよく、デートに臨む」というところ。
例えば(経験者ならわかると思うのですが)飲み会なんかに行くときにも、手持ちの仕事が全部終わってからじゃないと楽しめない。仮に「後でやればいいや」と無理やり参加をしても、イマイチ心の底からはしゃげないわけです。飲み会自体の楽しさだけでなく、全部やるべきことが終わっているからこそ「パーッと」いける。

デートでもこのことが当てはまります。例えば金曜日のデートがドキドキして、最っ高に楽しくなりがちなのは、「一週間の仕事が全部終わった」という高揚感が、「好き」って気持ちにプラスで乗っかってくるからですよね。

反対に、例えばプライベートで良くないことがあったり、仕事のことで悩んだりしているときに、「あんまり気分乗らないなぁ」って思いながらも「約束したしな……」と待ち合わせ場所に向かったとします。話していても、なんとなく元気のないあなたに対して彼が「俺といてつまらないのかな?」と勘違いをして、最悪それがきっかけでケンカになって……みたいなことってけっこうあちこちで起こっているはずです。

もちろんこれは彼の側にも同じことが言えて、「忙しい」という彼を「さみしいから会いたい」と半ば強引に誘い出しても、たぶんあなたのことを心の底からはエンターテインしてくれない(その余裕がないから)。上の空状態の彼を見て、かえってさみしさは募るかも。

そのため、お互いが、「負の感情」を持ち寄らないようにするのがベスト。デートを妨げる不安や用事はなるべくクリアにしたり、行動しないまでも解決方法だけは見つけておいたりするだけで、だいぶ変わります。
心を軽くする行動を、できる範囲でしてみてくださいね。
「運」要素があるとはいえ、「失敗したデート」の共通項ってあるものです。
よく「あー、私はいつもこういう人を好きになって、それで不幸になるわー」って恋愛全体レベルでも問題点に気づくことがあるんだけど、それと同じこと。

例えば「雨が降ると不機嫌になる彼氏」みたいなのとか(子供かよって思いますが、天候の力って意外と強いしね)、ほかには、「お酒を飲むと失敗する」とか、それこそカップルの数だけこういう「悪運を呼び寄せるきっかけ」みたいなのって、デートを重ねるごとに絞り込めるもの。でも、何度も繰り返すうちに、事前にそういうことがないデートを設計できるようになってくるはず。

また反対に「楽しいデートの特徴」みたいなものも、くくり出せますね。
「家デートでは、毎回何か一個映画を見ると盛り上がる」とか「静かなお店よりも、ある程度がやがやしたお店のほうが二人の会話も弾みがち」とかね。

漫然とデートを繰り返しているだけじゃ進歩がないから、毎回のデートが終わった後で、「今日のこういう部分がよかったなぁ」とか「ああいうところが、ちょっと失敗の原因だったかなぁ」と、帰りの電車の中でなんとなく考えるくらいでもいいのでやっておくと、きっと違ってくるはずです。
最後に、今日のデートがうまくいくための「おまじない」として、自分なりの「ネタ」はいつも何かひとつくらいはあればいいなと思いますね。
それは例えばとっておきのかわいいワンピース的なアイテムだったり、キメッキメのメイクだったり、あるいは、彼とデートするまでの間に日常で起こった楽しい話だったり。
芸人さんだって、いくら「フリートーク」と言ったって、本当に手ぶらではいかないわけで、それなりのネタは仕込んでおくのです。私たちも、いくらデートは出たとこ勝負なところがあるからって、本当の丸腰で行くこともないと思う。

デートって水物だけど、別に複雑なものではないから、「かわいい」とか「面白い」「楽しい」と相手が思える瞬間を一度でも作れたら、それでデート全部が成功って呼べちゃうものでもあると思いますからね。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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